マンションでカビを防ぐ家具の配置と注意点

マンションは戸建てに比べると機密性が高く結露が起こりやすい構造になっています。


結露をそのままにしておくとカビの原因になりひいては建物を痛めることにもなります。

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結露ができやすいところを知って家具の配置を工夫することでカビの発生を防ぐことができます。


結露ができる原因は温度差にあります。

北側の部屋は太陽光にさらされないため一日を通して温度は低いままですが部屋を暖めると温度差が激しくなります。北側の部屋の壁、天井、床は結露が発生しやすく、カビ発生の危険区域です。

家具の置き方に気をつけて結露やカビが発生しにくくなるように工夫することが大切です。


押し入れやクローゼットも要注意です。



空間が小さく区切られて空気の流れが停滞している押入れやクローゼットは結露が発生しやすくカビも生えやすい箇所です。

特に北側に面して設置されている場合は危険度が高まります。



また共用廊下やベランダなど外気に面する壁は温度差が乗じやすく結露やカビが発生しやすい箇所です。カビの発生を防ぐにはこれらの箇所になるべく家具を配置しないように工夫することが必要です。

そうはいってもマンションの場合は南側にリビングやダイニング、北側に寝室となる間取りが多く、また限られたスペースではどうしても配置せざるを得ない場合もあるでしょう。
その場合は家具を壁にピタリとくっつけて置かず、数センチ程度の余裕を持たせて置くよう注意しましょう。
移動が容易な家具を選んでこまめに空気の流れを作ることも有効です。